ニューヨーク市はトランス脂肪酸を含む油脂の使用を禁止しました。米国ばかりではなく、欧州でもトランス脂肪酸の規制が進んでいます。一方、厚生労働省はバランスよく食事をするかどうかの問題であり、今のところ、商品に成分表示をしたり、外食産業に使用規制す必要はないとしています。いたずらに恐れる必要はありませんが、トランス脂肪酸のことを正しく理解し、自らと家族を守る必要があります。

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米マクドナルドのトランス脂肪酸の使用を停止

アメリカのマクドナルドは2007年1月、公式サイト上で心臓病や肥満との関連を指摘されているトランス脂肪酸の使用を、アメリカ内における一部店舗で中止したことを明らかにしました。
そして、いよいよニューヨーク市のトランス脂肪酸規制施行2007年6月を迎えましたが、有力消費者団体の公益科学センター(CSPI)が独自調査を行い、いまだ多くのファーストフード店舗が基準を大幅に上回るフライドポテトを販売している中、マクドナルドのポテトは 0.2gで合格だった、と公表しました。

米マクドナルド、過去の訴訟で9億円で和解

米マクドナルド社は2002年9月、心臓病疾患の原因になると指摘されたトランス脂肪酸を減らすため、揚げ物に使う油を2003年2月までに新しいタイプに替えると発表しました。ところが、新タイプの油への切り替えが遅れ、この事実を2003年2月に公表しましたが、、健康問題活動家らが消費者への告知が不十分だったとして損害賠償などを求め、カリフォルニア州の地裁に提訴したのです。この訴訟に対して、米マクドナルド社は約850万ドル(約9億円)を支払って和解しました。
このような訴訟を背景に、マクドナルドのトランス脂肪酸フリー調理油への切り替え検討は急ピッチで進められたものと思われます。

米マクドナルド、過去の訴訟で9億円で和解

マクドナルドはすでに過去7年間に50もの混合比率で18種類もの油をテストし、トランス脂肪酸フリー油についてリサーチしていると報じられました。
こんな中でニューヨーク市のトランス脂肪酸禁止条例が制定されたわけです。マクドナルドはこの規制をクリアしましたが、全米の1万3700店舗すべてにおいて代替油を使用するに至っていないようです。

日本マクドナルドのトランス脂肪酸への対応

このような状況で、新しい調理油への切り替えはアメリカ国内だけにとどまり、日本での調理油切り替えは予定すらされていません。日本政府がトランス脂肪酸に対して表示義務も削減方向も打ち出していないので、マクドナルドの対応はルール違反ではありませんが、ケンタッキーFCと比べても不誠実ですね。

さらに、最近、トランス脂肪酸への関心が急激に高まってきた韓国では、すでにフライ用に使われる油のトランス脂肪酸含有量を下げており、フライドポテトのトランス脂肪酸含有量を100g当たり 0.2g未満とする、と発表しています。これはトランス脂肪酸ゼロ表示が可能なレベルです。
日本はこんな状態でいいのかな、と思いませんか? マスコミもこの件に関してはまったく動いていません。


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