ニューヨーク市はトランス脂肪酸を含む油脂の使用を禁止しました。米国ばかりではなく、欧州でもトランス脂肪酸の規制が進んでいます。一方、厚生労働省はバランスよく食事をするかどうかの問題であり、今のところ、商品に成分表示をしたり、外食産業に使用規制す必要はないとしています。いたずらに恐れる必要はありませんが、トランス脂肪酸のことを正しく理解し、自らと家族を守る必要があります。

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マーガリンの何が悪いのよ?

今でもマーガリンの方がバターより健康にいい、と思っていらっしゃる方は多いのでしょうね。
リノール酸がたっぷりのマーガリンって健康にもいいんでしょ? テレビでそういって宣伝してたよ。私、バターよりいいって思ってるよ。
「マーガリンはカラダにいい」、これは日本では神話となり、根強い信仰に支えられてきました。リノールサラダ油サフラワーはいまだに中元やお歳暮などの贈答品に使われていますよね。
このことが日本人のn-6系・リノール酸の圧倒的過剰を招きました。トランス脂肪酸の害よりリノール酸の過剰摂取の方が問題が大きいと思われます。
マーガリンと一緒にリノール酸信仰を捨ててくださいね。

マーガリンに含まれるトランス脂肪酸

今、米国で問題になっているのは、マーガリン・ショートニング・食用油です。マーガリンやショートニングには、大量のトランス脂肪酸が含まれています。食品安全委員会の調査によると、100gあたりのトランス脂肪酸の含有量は下記の通りです。
・マーガリン:平均 7.00g(最大 13.5g)
・ショートニング:平均 13.6g(最大 31.2g)
・食用調合油:平均 1.40g(最大 2.78g)
マーガリンとショートニングのトランス脂肪酸の含有量は、ずば抜けて高い数値です。トランス脂肪酸のリスクを避けるためには、やはりマーガリンは食べない、ショートニングは意識して減らす、ということが必要でしょう。

バターならいいのか?

じゃあマーガリンをやめてバターにすればいいんだね?
いいえ、バターは反芻動物である牛の乳から作られます。バターは天然のトランス脂肪酸を含むのです。
・バターン:平均 1.95g(最大 2.21g)
マーガリンよりは少ないですね。どうしても朝はトーストに何か塗りたい、ジャムは嫌いだという方は、バターの方がマシだとはいえます。ただ、バターもトランス脂肪酸を含むことをご記憶ください。

トランス脂肪酸はショートニングが問題

ショートニングもマーガリンと同じプロセスで作られます。ショートニングはマーガリンの倍近いトランス脂肪酸を含みます
ショートニング?そんなの食べてないよ!
いいえ、ショートニングはパン、ケーキ、ドーナツ、クッキーなどに幅広く利用されています。学校給食用のパンにも使用が認められているようです。
ショートニングは安価でサクサクとした食感を出せるため、さまざまなフライや揚げ油にも混ぜられています。外食産業の揚げ物にはほとんど入っているのではないでしょうか。妙にサクサクしたフライは危ないのです。

トランス脂肪酸は高温によっても生じます。何度も何度も交換せずに揚げ物をされる外食産業の食用油は、たとえショートニングが入っていなくても、トランス脂肪酸を含む可能性は大きいです。また、酸化した油はトランス脂肪酸以上に明瞭な毒です。
自衛策としては、外ではフライや揚げ物をできるだけ口にしないこと、です。


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