ニューヨーク市はトランス脂肪酸を含む油脂の使用を禁止しました。米国ばかりではなく、欧州でもトランス脂肪酸の規制が進んでいます。一方、厚生労働省はバランスよく食事をするかどうかの問題であり、今のところ、商品に成分表示をしたり、外食産業に使用規制す必要はないとしています。いたずらに恐れる必要はありませんが、トランス脂肪酸のことを正しく理解し、自らと家族を守る必要があります。

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摂取不足のn-3系脂肪酸

n-3系不飽和脂肪酸

二重結合がある場所が、水素3個が結合した端から3番めにあるn-6系の代表は、αリノレン酸、EPA、DHAです。DHAはみなさんにもおなじみでしょう? 魚油に含まれるn-3系脂肪酸です。

お肉大好き、お魚は骨があるからキライ!という若い子は多いですね。最近は若い子ともいえなくて魚、特に青い背の魚は敬遠され気味です。
そんな状況のもと、n-3系脂肪酸の摂取はまったく不足しています。リノール酸の摂取過多もn-3系とn-6系のバランスを大きく崩し、危機的状況です。多くの生活習慣病、アトピー、免疫力低下の原因のひとつに、n-3系脂肪酸の摂取不足があります。

じゃあ、魚を食べればいいの?

αリノレン酸は体内でEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)に変化することから、EPA・DHAを摂ればアルファリノレン酸は摂らなくていいのだろう、と思っておられる方が多いのではないでしょうか? 私もそんな一人でした。

でも、魚油に含まれるオメガ3系の脂肪酸としてのPA・DHAと、植物系のオメガ3系脂肪酸であるαリノレン酸はタイプが違うようです。

ドナルド・ラディン博士の著書「完全栄養食ガイド−必須栄養素「オメガ−3」が現代病を治す!」を引用します。

・αリノレン酸はEPAやDHAとは異なる特別なタイプのプロスタグランディンの生成に関与するある種の酵素に影響を与える
・予防、治療目的でサプリメントとして用いる場合、最良は亜麻仁油である
・亜麻仁油と魚油、さらに月見草油の3者を組み合わせると最上の効果を得る

オメガ3の効用(プロスタグランディンの働き)

n-3系とn-6系は必須脂肪酸として細胞膜の構成要素になったり、プロスタグランディンと呼ばれる身体のほとんどの機能を支配している重要なホルモン様物質の原料になります。
プロスタグランディン(PG)は人間のさまざまな組織や器官に存在し、多様な作用を担っています。
  ・PGA:血圧低下作用
  ・PGB:血圧低下作用
  ・PGC:血圧低下作用
  ・PGD2:血小板凝集作用、睡眠誘発作用
  ・PGE1:動脈管を開存
  ・PGE2:局所の血流増加作用、炎症時に放出
  ・PGF2:黄体退行と子宮収縮作用
  ・PGG:血圧低下作用、血小板凝集作用
  ・PGH:血小板凝集作用
  ・PGH2:血管拡張作用、血小板合成阻害作用
  ・PGJ:抗腫瘍作用


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